ご挨拶

 この度は当協会のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。令和3年度より長崎県医療ソーシャルワーカー協会の会長に就任致しました米倉康佑と申します。
 当協会は「地域社会におけるソーシャルワークの正しい発展を期するため、会員相互の協力によりその資質を高め地位の確立をはかり、もって公衆衛生の向上と社会福祉の増進に寄与すること」を目的として昭和38年に設立しました。これまで多くの先輩方や関係者・団体の皆様からのご支援をいただき、もうすぐ60周年を迎えようとしています。
 私たち医療ソーシャルワーカーは、病気やけがにより生じた患者さんやご家族の生活上の不安や心配ごとに相談に応じ、社会福祉の立場から問題の解決や調整・社会復帰へのサポートを行う専門職です。人口減少していく地域社会の中で、私たち医療ソーシャルワーカーが持つ『思いを聴く力』『包括的なアセスメント』『つながる力』は、より一層求められるのではないでしょうか。皆様の力に少しでもなれるように協会員の知識や技術の向上、また未来へ向けた人材の確保や育成にも力を注いでいきたいと思っております。過去から現在、そして未来の医療ソーシャルワークへの想いをリレーし、今後も地域に貢献ができるように努力してまいります。
 最後に、本日このホームページを訪れた方々にとって当協会、そして長崎県の医療ソーシャルワーカーに出会うきっかけとなることを願っています。

~会員の皆様へ~

 私が協会活動を続けてきたのは、この協会での活動が成長の機会となったからです。
私を今日まで育ててくれたのは、クライエントや家族の方々との出会いもちろんですが、当協会であることも間違いありません。研修に参加し明日への活力を得たり、支援に悩んだときには先輩会員や同期に相談したり、県協会の活動を通して県内外問わず多くのMSWとの出会いから学べることがたくさんありました。
 この互いに学びあい、助け合う土壌は、昭和38年に協会が発足以来、先輩たちが培ってくれたものです。この土壌を豊かなものにし、次世代に渡せるように真摯に取り組んでいきたいと思います。現在はコロナ禍で思うように会員同士の交流が困難ではありますが、WEB等を通じてそれぞれのステージにあった学びを協会がサポートしていきたいと思います。会員の皆様にもご賛同いただき、協会活動に参加していただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

会 長  米倉 康佑

(医療法人祥仁会 西諌早病院)

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