定例会・研修会

九州医療ソーシャルワーカー研修会くまもと大会 報告

研修名

医療機関について理解をふかめよう

研修日時

2019年11月23日(土)・24日(日)

研修場所

くまもと森都心プラザ

研修主催

九州医療ソーシャルワーカー協議会
(一般社団法人)熊本県医療ソーシャルワーカー協会

報告者:重工記念長崎病院 地域連携・入退院支援センター 地域連携チーム

MSW 林田 裕平

 「地域を基盤としたソーシャルワーク~地域共生社会と人々の居場所をつくる思考と実践~」のワークショップへ参加させていただき、地域で生活を営むにあたり、保健医療、住まい、就労及び教育に関する課題、福祉サービスを必要とする地域住民を地域社会から「孤立」させないために、ソーシャルワーカーとしてのどのような課題があるのかを講演、ワークにて実践のあり方等を学びました。

 住まい、暮らしの基盤で各人が協力し支え合い、人、物、社会資源を活用する。共に生きる地域社会とは何か、実践をおこなうためには地域力(地域のストレングス)を知り、課題を知ることが大切である。生活の大半は互いに自分たちの足りないところを補い合い共同して生活していきます。クライエントが助けてと言える場所、自身が安心できる場所をクライエントは求めており一緒に考えてくれる人を必要としていて、そのためには人々の居場所をつくる必要があります。安心する場で生活することが、どうしたらできるのかを共に考え、必要な社会資源を提案することで支援につながると再確認することができました。孤立している人を社会につなげるきっかけづくりを実践し、その人がその人らしい生活を送れるよう支援していきたいと感じました。

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